点呼窓口からの風景

点呼窓口からの風景 【頑張れ若人編】

一人で乗務し始めて数週間・・・・ 新人が伸び悩んでいます。

走行距離こそ伸びていますが、営収が付いてきません。

ということで、出庫前に管理者からアドバイス。

居合わせたベテランも加わって、

「帰庫前に△▲に行けばお客さんがいるよ!」
「〇●ではこうした方がいいよ!」

などなどいろいろな声が聞こえてきます。

勉強になりますなぁ!

私が乗務していた時も、人様に自慢できる営収ではありませんでした。

でも、

「いや~なかなか売り上げが上がらなくって・・・・」

なんてことを先輩に漏らすと、やはり先輩が優しく教えてくれました。

あとは、それを聞いてどう生かすか。

全部言う通りにする必要はありません。
自分に出来そうなことから始めて行けばいいんです。

今日からラグビーワールドカップが始まります。

期間中、武蔵境駅は東京スタジアム(味の素スタジアム)の人員運搬の拠点となります。
基本的に、ヨーロッパのラグビーファンはたくさん金を持った金払いのよい貴族なのでタクシーの利用を見込めるので、これは我々にチャンスでもあります!

頑張れ若人!

点呼窓口からの風景 【ボタンがたくさん編】

これがエンジンスタートボタン・・・・
ボンネットの開閉は・・・これかな?

「カチャ!」

「えっと~、給油口が開きましたよ~」

本日から、「コンフォート(昔ながらのタクシー車両)の運転に不安がある」というドライバーさんがノートe-Powerに乗り換え。

小柄な方なので、なかなかお似合いです(似合わない方もいたりします)。

ノートe-Powerはサイズも小さいので小回りが利くし、なんといっても安全装置つき。
バックモニターも付いています。

モーターならではのトルクフルな走りも魅力です。

慣れるまでいろいろあるとは思いますが、やはり新しい車両は安心感が違いますね。

境交通ではコンフォートから新車両の入れ替えがスムーズに進んでおり、車両が次々とジャパンタクシーに切り替わっています。

新型車両はセダンタイプの運転に慣れていない人には好評で、やはり安全装備も最新のものがついているから安心です。

セダンタイプの車の運転に自信がない方は、遠慮なく申し出てください!

点呼窓口からの風景 【先輩お願いします編】


係長「あ~チミチミ全然だめだよ!チミ、センスないね!」
新人「すみません・・・・(課長に教わった通りにやっておりますが・・・・)」
係長「あー、ここも違うそこも違う。こんなんじゃ俺が総務に怒られるんだよ!」
新人「・・・・(お前が総務にバカにされてるだけだろ!)」
係長「最初からやり直しだ!俺帰るからやっとけよ!ついでにこれもやっておけ!」
新人「え・・・・(帰っても家族にバカにされるだけだろうに)」
係長「それからねぇ~、チミ、返事はハイだよ、ハイ!」
新人「・・・ハイテンション↑↑な返事ってどんなんですか???」
係長「もっと腰降ってこうだよ、こうっ!!!ってお前俺をバカにしてるだろう!」
新人「ハイッ!」

なんてことをやっているわけではなく・・・・(真面目に仕事しているところゴメンナサイ)

私が出勤するのは早朝5時過ぎ。

通常であれば、夜勤の乗務員さん以外は帰宅していますから、静かなものです。
しかし本日は給料日後の金曜日ということもあり、帰庫が遅くなっている乗務員さんもチラホラ・・・・

本日最多営収の乗務員さんも帰庫時間(最大21時間)は守って帰庫してるものの、自分で納得いくまで洗車していると納金の時間も明け方までずれこみ・・・・

早く帰ってきた遅番の新人と一緒になりました。

新人さんは納金に時間がかかっており、分からないところがあるようですがこちらから何も言わないでいると・・・・

新人さんが自分から先輩乗務員さんに「教えてください」と声をかけるではないですか!

そして「どうぞ~」と快く応じる先輩。

そんな光景でした。

「乗り始めて何か月なの~?」なんて話に花が咲き・・・・
先輩、お疲れのところありがとうございます。

新人さんには、私たちの仕事を少しでも減らすため少しでも早くみんなに馴染んで欲しいので「わからないことがあれば隣にいる先輩に聞いてください」と伝えています。

境交通では、みんなちゃんと教えてくれるので何も問題ありません。
そんな日常でした。

ちなみに、冒頭のコントみたいなことを日常的にやっている方はタクシードライバーへの転職をお勧めします。

点呼窓口からの風景 【洗礼編】

運行管理の福士です。
お盆ですね。
皆さまいかがお過ごしでしょう?
私は8月後半にお休みを頂き、父の実家である青森に行く予定ですが、巷ではお盆休みで東京の人はまばら。
タクシードライバーも休む人が多く、出る車両もまばらですが、そんな中!

期待の新人がデビューです!
添乗するベテランドライバーに指導を受けているところを写真にとらさせて頂きました。


彼は、なんと21歳(写真右側の彼です。念のため)。
タクシードライバーは21歳以上でないとなれないですから、業界最年少です!

「彼、まだ21歳なんです」と仕事終わりの夜勤ドライバーに紹介すると、「野球部に入れ!」「いやサッカー部だ!」「俺にもあんな時代があった」「いや、あんたにそんな時代があったわけがない!」「今日ちゃんとマウスピース持ってきたよね?教官に2、3発は殴られるぞ!」と先輩からのはげましの言葉洗礼が続々と・・・。

この時期はお客様も少ないので、添乗研修にはうってつけです。
1日頑張ってきてね。
あ、教官は殴ったりしません。念のため。