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東タク協・武三支部 三鷹市と協定締結

東京交通新聞掲載(平成29年5月1日)

 東京ハイヤー・タクシー協会 武三支部(支部長=根本克己・境交通社長)は高齢者の見守りと災害時の緊急輸送の協力に関し、三鷹市と協定を結んだ。4月25日、同市役所で締結式があり、根本支部長と清原慶子市長が同協定書を取り交わした。   市に情報提供 見守りは、約2,500人の乗務員が営業中に地域の高齢者らの異変や生活の支障に気づいたとき、市に情報提供する。(見守りネットワーク事業) 緊急輸送の協力では、地震など大規模災害が発生した際、市からの要請を受け、傷病者の搬送や物資輸送、道路被害の状況の報告などをする。   地域貢献に 根本支部長は、「賛助会員を含めると16社1,200台が支部所属として動いている。タクシーは日ごろ公共の道路を使わせてもらっている。輸送だけでなく、少しでも地元の皆さんに貢献できる取組をしたい」と話した。 清原市長は、「こんなに心強いことはない。公共交通機関としての役割をさらに『見守り、災害時の緊急輸送にも』と思ってくれた気持ちを最大限尊重し日ごろから連携を持って、いざというときの協働を進めたい」と期待した。   締結式には、業界から本州自動車の藤原廣彦社長(東タク協副会長)、和親交通の仁杉元彦社長(武三副支部長)ら地元の13人が出席。意見交換で清原市長は「浸透するには時間がかかると思う。まずは三鷹で営業している乗務員の方々に伝えて」、内田治副市長は「認知症の高齢者も意識してほしい」と求めた。