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改良版JPNタクシー

ニュース等でも「スロープ設置の難易度が高い」とよく話題に上がるジャパンタクシーですが、今年からトヨタが"改善"した新型を出しています。
境交通でもこの新型車両は1台導入済みで、この度もう1台導入となりました。
新型車両は確かにスロープの設置が楽になっています。

新型ジャパンタクシー
従来型の車両では、慣れた乗務員さんでも設置には10分ほどかかっていましたが、新型ではこれがおよそ半分の5分ほどで設置できるようになりました。
従来型ではスロープを設置してお客様を乗車させた後、スロープを片付けるのにも一苦労でしたが新型ではここも改善されています。
ドライバーさんはもちろん、車いすで乗車されるお客様にもだいぶストレスがなくなったのではないかと思います。
ただし、車両横から乗降するのはもちろん変わっておりませんので、お申込みされる場所はもちろんお送りする場所もスロープが設置できるスぺースがある必要があるのは相変わらずです。
また、新型車両はまだまだ台数が出ておらず、ジャパンタクシーへの代替を積極的に行っている境交通でもジャパンタクシー20台中3台(うち1台は6月中導入予定)しかありません。
トヨタさんの方でも従来型の車両に新型のスロープを設置できるキットを配布予定、とのことですがまだまだ時間がかかりそうです。
車いすでの乗車を希望されているお客様にはまだまだご理解を頂くことが多く、ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、境交通ではこの問題の解決に真剣に取り組んでおりますので、これからも懲りずにジャパンタクシーをご利用頂ければと思います。